ご挨拶

GREETING
  1. TOP
  2. GREETING
  • 代表取締役

    杉山 光一

    2021年11月10日から12日に東京ビッグサイトで開催されます国際福祉機器展H.C.R2021に出展致します。長く続くコロナ禍の中で、初冬の時期に人が集まる展示会に出展をすることについて、申し込みの時に悩みました。一方で、2020年にはH.C.RはWEBで同展示会が行われましたが、用意したコンテンツも不十分で手ごたえを感じられずにおりました。
    弊社の活動する身障者向け自動車運転補助装置の業界は非常に小さい市場であり、油断をしていると忘れられてしまうような小さな業界です。豊富な情報が世の中に広がっているにも関わらず、この装置を必要とするユーザー様に十分な情報を提供できていない状況だと思います。
    一方で、ウェブに情報を公開するだけではなかなか理解しにくい装置だとも思います。お一人お一人のハンディや生活環境に合わせた装置であり、汎用的な製品紹介だけではなく体験が必要な装置だからかもしれません。感染対策を行うため、ブースのスペースをフルに活用した展示は難しいと思いますが、それをコンテンツで補っていくやり方がこれからの弊社には必要な技術だと思っております。そのためにも、このH.C.R2021は貴重な経験を積むための場でもあると考えております。
    ご来場できる方にも、ご来場をお控えになる方にも、皆様にご満足頂ける展示ができるよう、準備を進めて参ります。

  • 取締役

    藤森 一子

    今年の福祉機器展には出展致します。
    この福祉機器展はフジオートにとっても障害をお持ちの方々にとっても大変意味深い展示会です。福祉車両という枠組みがない時代から、モーターショーの一角にポツンと出展させて頂き、その後自動車メーカー様も福祉車両を製作して福祉車両というカテゴリが確立するようになりました。
    この時に障害をお持ちの方々がやっと自分たちのことを認めてもらえたと大変喜んでいたことをおぼえています。隠された存在から公の存在になったことは私たちにはわからない喜びだったと思います。ですが、昨今の福祉車両は自動車の開発方針や保安基準の厳格化などもありお客様から不満の声があがるようになりました。今回福祉車両関係の小間出展は3社(別カテゴリに含まれるものは除く)だけです。このような時こそ損得考えずに福祉機器展の意味を考えて頂くためにも出展したいと思っています。

    ブースにお見えになった方々にはご満足して頂けるように考えております。皆様とゆっくりお話しできる時間がとれると思いますので、ご来場の皆様に私たちの知っている情報をご提供できればと思っております。