製品にこめた思い

 弊社の手動運転装置左アクセルペダルには、いろいろなこだわりをもって設計を行っています。その思いを、実際の製品やレプリカの展示品を通じて皆様にご紹介させて頂いております。

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安全性

 手動運転装置や左アクセルペダルは平成7年にいわゆる「指定部品」とされ、「道路運送車両の保安基準」を満たすことを条件に改造車の扱いにならなくなりました。このことは弊社を含むこの業界にとって非常にありがたいことでした。弊社ではそこに込められた思い、つまり行政が「特別な装置が必要になっても通常のドライバーとして認める」ということだと解釈し、それに対して最大限の敬意を払おうと考え、「フジコンスタンダード」と称した簡単な安全基準を作っています。今回のブースでは20数年使用して頂いた装置つきの車両を、廃車にされると聞いて引き取り、そのまま展示致しております。最後まで走り切ったことはドライバー様の安全運転のおかげですが、少しだけそのお役に立てた装置も主役と考えておりますので、一度ご覧下さい。

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廃車になった車とその装置

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手動運転装置標準型(FC-B

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左アクセルペダル(吊り下げ式 LA-1

車種ごとにきちんと設計すること

 弊社の手動運転装置や左アクセルペダルは、他の車種に移設することはできません。それは、全ての車種ごとに装置を設計しているからです。汎用部品を組み合わせた装置設計も行っておりますが、ドライバーの運転スペースや操作力もしくは万が一の際の安全性など何かを犠牲にしなければ取り付けできないものばかりになってしまいます。
手動運転装置や左アクセルペダルを取り付けるということは、やはり自動車

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車種毎に設計された製品の数々

の改造なのだと考えています。であるならば、簡単に移設できるような部品の開発よりも一台一台を完璧に改造することに力を注ぐべきと考えました。前回も展示したものですが、車種ごとに設計するというのはどういうことか、比較できる展示品を用意致しました。

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